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レコード盤

 差し迫った問題ではないものの、レコード盤の処遇に悩んでいる。落語家の立川志の輔氏は富山の実家に3000枚のレコード盤を秘蔵しているそうだが、それに比べたら全く悩むような枚数ではないが、「青春時代」に愛聴した盤ばかりなので、処分するとなるとやっぱり悩ましい。

 

 困ったことに最近ラジオ、ネットなどでCD聞き直し、否定論を耳目にするようになった。CDは「ノイズなどの音のうまみ成分を排除している」「CD再生音は人間の情操を鈍化し、精神生活を豊かにするどころか、ゆがめてしまうことになる」と警告している。プロのミュウジシャンのあいだではなんと、カセットテープを愛好する動きがあるそうだ。

 

 しかし、私に残された時間は僅少だ。レコード盤に針を落とす機会はもう皆無なはずだ。カセットテープ類は可燃ごみ(多分)として出さなければならない。

 

*今日の歌

もう一人のわれが胡桃の木の下で

 釣り糸を垂れてゐる古里で