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サッカリン

  *昔の歌

 

痺れつつ舌にひろごるサッカリン

 北の戸口の粗き青空

 

騎馬戦の騎馬のまま来て弟が

 柱時計を巻く聖五月

 

 ここのところ歌が出来ない。歌が出来ないとどうしてもブログの更新が疎かになりがちである。ブログの更新が疎かになると、ますます歌を作る契機が失われるという悪循環陥ってしまう。これではいけないので、歌が書けないときは昔の作品を掲載して想い出話のようなものを綴って間を持たせることにしたい。

 しかし、半世紀も昔の歌を目にすると気持ちが不安定になる。模倣のデパートのような歌や、文法的に怪しい歌が多いからだ。随分無理をしているなぁ、と溜息をついていまう歌も少なからずある。安心して読める歌は僅少だ。しかし気持ちが不安定になるのは生き延びてきた証左でもある。このあたり過去の歌を読み返しておくのも、一つの身辺整理であるかも知れない。

 

 一首目。

 サッカリンにつネット検索してみたところ次のような記事があった。「水溶液はショ糖の350倍あるいは200-700倍のの甘味と