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装甲車

 *昔の歌

 

ずぶ濡れの装甲車から真っ青な

 芝生の海へ旗手落ちゆけり

 

朝餉時のやや鎮もれるアパートに

 「反革命!」と叫ぶ声あり

 

  山武に出かけて庭の草むしりと家の後片付けをした。桑の木を三本切って三つに輪切りにする作業で大分へばってしまった。こんなにへばるとは驚きだ。体力落ちたのかも。奥越後に隠遁してから山仕事、野良仕事がちゃんとやれるかどうか、いささか心もとないくなってきた。もっとも、定住しての作業なら体の慣れも見込めるし、ゆったりペースでやればそれなりにやれるだろう。

 

 黙禱にみんなふらつくクラス会  米子・浮々

 

 毎日新聞の万流川柳を見ていて思わず大笑い。立ち上がる時にまずふらつき、黙禱中にも一、二度はふらつき気味になるし、黙禱が済んで目を開いた瞬間にもう一度ふらつく。若い健康体でも立って眼を瞑ると体のバランス感覚が怪しくなる。還暦を過ぎた老体ともなるとなおさらである。倒れはしないか、よろめいて隣の人にぶつかりはしないか。そんなことがやたら気になって、祈りに集中できない。だから黙禱はあんまし好きくない。

 おぼろな記憶で正しい時間かどうかは確証はないが、プミポン国王の葬儀の際、タイ国民は九分間の黙禱を捧げたそうである。タイでは朝八時と夕方六時に国家が流され、その間は直立不動でいなければならないそうだ。体が慣れていないと九分間の黙禱は無理だろう。