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アルジェの戦い

 *昔の歌

 

青蔦もうなじも雨季の霧雨に濡れ

 見よやサーチライトの錯乱

 

せつなきは「アルジェの戦い」茫々と

 激雨にけむりゆくアスファルト

 

 みんな忘れてしまった。50年ほどの時間が過ぎ去るとたいがいのことは忘れてしまうらしい。「サーチライトの錯乱」と「アルジェの戦い」。それらは言葉にし得る記憶だ。しかし人には言葉に出来ない固有の記憶がある。詩人というのは言葉の人であるという側面を持つと同時に、言葉にならない固有の記憶を生きぬいて、なんとしてでもそれを言葉にする人という側面を持つ。

 

 韓国では大領領は辞任しろというデモ。アメリカでは大統領として認めないというデモ。アメリカのデモは時給千円の日当付であるとか。日当付のデモはほどなく鎮静化するだろうが韓国の場合はどうなるか不明だ。

 

 日当といえば、技能研修生の時給には驚いた。酷い場合は200円だそうだ。一日10時間働いたとしてもたったの2000円にしかならない。しかも移動の自由が許されないなど隷属の状態に置かれているそうだ。知らんかった。

 技能研修生制度では韓国の制度のほうが優れているらしい。研修制度を国家間の取り決めとして定め、中間搾取が介在出来ないようにしたらしい。日本がその段階に達するのはかなり先のことだろう。